会の沿革

1964年(昭和39年)、十代から六十代の老若

男女(漫画家志望や、その卵、三度のメシより似顔

絵を描くのが好き、という同好の士など)十数名で

結成。

 

顔を整形するのに、医師は注射器やメスを持つ。

 

どんな個性的な顔でも、似顔絵にすれば確実に美人に

                            なる。若くなる。似顔絵とは美しく整形させて、なお

          かつ現物(?)によく似ている絵。

 

基本は、顔の特徴の省略と誇張。

 

たとえば、髪の薄い人を描くとき、デフォルメして、よりハゲ頭に描けば似る。

だが似顔絵としては、いただけない。

乏しい髪の毛を実際よりややフサフサで黒々と、目じりや額の4本あるシワを

3本にしてこそ真価がある。

 

顔面の短所を省き、長所を生かして似せる技術・・・・。

これがグループ誕生以来の一貫した研究課題。

 

 

表:モロズミ勝